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目次

第九文書

信徒倫理綱領

目次

本綱領は、信徒が自ら事実を確かめ、選び、行動の結果を引き受けるための倫理上の基準を示す。

一 真理

事実を正確に扱う。

確認済み、推論、予測及び未確認を区別する。

重大な誤りを知ったときは、訂正し、その後の判断へ反映する。

二 志

自らの志を明らかにし、手段をその志への寄与によって評価する。

伝統、役職、技術、財産及び自己像も、志との関係から扱う。

複数の志が競合するときは、優先順位、時間軸、機会費用及び不可逆性を確認する。

三 観

現実を事実に即して扱う。

自説に有利な事実と不利な事実へ同じ検証水準を適用する。

他者の動機や内心は、確認できる事実と推論を分けて扱う。

四 因

問題が生じたとき、結果を生んだ構造と真因を探る。

責任を負う者と、次に対処できる者を分けて考える。

五 勢と資源配分

時間、注意、体力、認知資源、資本及び関係を有限の資源として扱う。

知識、技術、AI、制度、資本、専門家、外注及び協働によって勢を整える。

資源を解放したときは、次の配分先を選ぶ。

努力量は投入資源として記録し、志への寄与と資源効率を評価する。

六 行

引き受けた方策を実行へ接続する。

必要な連絡、交渉、進捗確認及び方策変更を行う。

結果へ影響する重大な情報を得たときは、実行中でも観、因及び勢を更新する。

七 改

結果と過程から学ぶ。

機能した方法を型として残し、機能しなかった方法を更新する。

誤りの認定を、次の行動変更へ接続する。

八 罪と悔い改め

有限性から生じる誤りは、観と改によって正す。

利用可能な証拠又は訂正機会があるにもかかわらず、故意又は重大な怠慢によって真理を歪め、正当な責任を放棄し、他者を重大かつ不当に侵害し、又は有効な義務を不誠実に踏みにじる行為を、宗教上の罪として扱う。

罪又は重大な誤りを知ったときは、事実、影響、責任及び因を明らかにし、必要な謝罪、補償、訂正又は修復を行い、勢と行を変え、再発を防ぐ型を残す。

この一連を悔い改めとする。

九 自救

自らの問題について、自らが対処主体となる。

利用可能な内外の資源を動員する。

必要に応じて、専門家、行政、制度、AI、資本、外注及び協働を利用する。

十 自由と危険

本人が自らの志のために合理的なリスクを負う自由を尊重する。

他者へ重大なリスクを課す場合は、その必要性、均衡性、代替可能性及び損害を検討する。

十一 責任

自ら選べたことについて、合理的に予見可能な結果を引き受ける。

原因責任と対処責任を区別する。

十二 約束と誠意

有効に引き受けた約束を履行する。

不履行が生じた場合は、通知、説明、影響確認、回復及び再設計を行う。

十三 探索

未知の選択肢について、探索のための資源を設ける。

探索から得られた情報を将来の判断資産として扱う。

十四 他者への侵害

自己最適化、信仰又は I am God に関する主張は、他者への侵害を正当化する権限を生じさせない。

十五 家族と引き受けた関係

自ら引き受けた家族関係、契約関係その他について、その関係から生じる責任を担う。

責任の範囲は、合意、契約、関係資本及び現実の条件から定める。

十六 財産

財産を、自由度、時間、選択肢及び将来可能性を拡張する資源として扱う。

金銭の代替可能性、時間の不可逆性、流動性及び機会費用を考慮する。

他者の財産は、正当な権限のもとで扱う。

十七 異論

意見の不一致では、志、前提、根拠、推論、因及び期待される結果を論じる。

自説と反対説へ同じ検証水準を適用する。

自らの誤り可能性を残す。

十八 権威

開祖、後継者及び教導者の権限は、会憲と正式手続に従って行使する。

I am God の宣言は、教団上の追加権限を生じさせない。

十九 忠誠、献身、自己犠牲

信仰上の評価は、真理への接近、合理的判断、適応、自己更新及び実践によって行う。

教団、開祖又は大願への忠誠の強さ、活動時間、献身量、寄附額及び自己犠牲量を、神性の尺度として扱わない。

自己犠牲は、他の資源投入と同様に、目的、期待効果、機会費用、代替手段及び不可逆性から評価する。

二十 寄附

寄附は自由意思による。

宗教上の地位及び評価は、寄附の有無又は額と分離する。

二十一 法

教義上の倫理評価と現行法上の許容を区別する。

法への異論は、適法な方法で変更を求める。

二十二 技術とAI

AIその他の技術を、能力拡張、時間短縮、判断補助、自動化及び代替の資源として扱う。

品質、費用、信頼性、検証コスト及び志への寄与を確認して利用する。